混合授乳のメリット

混合授乳はママの心を安定させる

赤ちゃんを育てる上で母乳育児が推奨されていますが、母乳だけで育てるというのはなかなか大変なこと。
そのことからも、完全母乳育児よりも市販の粉ミルクと合わせた混合授乳の方が一般的となっているようです。

混合授乳をおこなう理由としては、ただ単に母乳の出が悪いから…といった事だけではありません。
母乳だけだと授乳に時間がかかったり、母乳は消化が良いので次の授乳との間隔が短いことで大変さを感じる事も多いのですが、混合にする事で授乳もさくっと終わり、粉ミルクは腹持ちが良いので赤ちゃんもよく寝てくれるようになった…なんてメリットもあるのです。赤ちゃんがよく寝てくれるようになれば、お母さんも一緒に休んで体力を回復させる事ができます。

また、お母さんの食事面での心配も少し軽減されるものとなります。
母乳はお母さんが食べたものが赤ちゃんの栄養にもなりますので、栄養バランスがしっかりと整った食事を摂るようにしなければいけません。
混合授乳でもその点についてはしっかりと気をつけておかなくてはいけませんが、気をつけていたからと言って完全にできものでもありません。

最近では、乳幼児にビタミンDが足りないために骨の成長障害が起こる「くる病」が増えているといわれており、母乳にはビタミンDがあまり含まれていない事が一つの原因と考えられています。
くる病を予防するには、日光浴などで適度に紫外線を浴びる機会を設けないといけません
市販の粉ミルクにはビタミンDが含まれているので、くる病を予防する一つの方法となるわけなのです。

そして、粉ミルクで授乳する際、お母さんだけでなくお父さんも参加できるのも大きなメリットとなります。
その際にはしっかりと密着し、スキンシップをとりながら授乳するようにしたいもの。
赤ちゃんの目をみつめて、ときおり声を掛けてあげるとさらにいいでしょう。

このお母さん以外のお父さんからの授乳に慣れている赤ちゃんは、おじいちゃんやおばあちゃん、そして保育園といった施設にも預けやすくなります。
お母さんも万能人間ではありませんから、時には具合が悪くなって倒れてしまう事もあります。
最近では働く人が増えてきたことからも、お母さん以外の人が面倒見ることも増えてきています。

こういったお母さんから離れなくてはいけないときに、赤ちゃんが嫌がらずにミルクを飲んでくれるのは、お母さんや赤ちゃん、そして見てくれている人のストレスや負担を大きく減らすものとなるのです。

さらに、成長する過程で悩む卒乳もしくは断乳
個人差はあるものの、混合授乳している子どもというのは卒乳もスムーズにいきやすいものとなっています。
母乳の数を減らし、その分、コップやマグなどでミルクやフォローアップミルクを飲ませて、少しずつ自然な感じで母乳の量を減らしていきます。
子どもも、知らず知らずに母乳から離れていくことができるのでしょう。

多くの人が完全母乳でなくてはいけない…なんて思いに囚われていますが、混合授乳も決して悪いものではありません。
「必ずしも完全母乳でなくてもいいんだ」「ミルクを足してもいいんだ」と思えることが、心に余裕を生み、お母さんの状態を良くしていきます。

家族の平和の為にも、ママがストレスを抱え込まないのが一番。混合授乳にはそうした育児を助けるメリットがあるのです。

トップへ戻る